Unity では、スクリプトからゲームオブジェクトを生成し、プロパティを通じて操作できます。このページでは、コードでゲームオブジェクトを作る基本的な方法を学びます。
GameObject.CreatePrimitive() を使ってゲームオブジェクトをコードから生成できる.)を使ってオブジェクトのプロパティを操作できるUnity には立方体や球体などの基本形状が用意されており、スクリプトから簡単に生成できます。
GameObject.CreatePrimitive — 基本形状のゲームオブジェクトを生成します。
書式:GameObject.CreatePrimitive メソッド
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public static GameObject CreatePrimitive(PrimitiveType type);
| パラメータ | 型 | 説明 |
|---|---|---|
type |
PrimitiveType |
作成する形状(Cube, Sphere, Capsule など) |
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using UnityEngine;
public class Sample : MonoBehaviour
{
private void Start()
{
GameObject.CreatePrimitive(PrimitiveType.Cube);
}
}

このコードを実行すると、画面中央(原点)に立方体が生成されます。
CreatePrimitive() は生成したゲームオブジェクトを処理の結果(戻り値)として返します。あとからこのオブジェクトを操作するには、変数(variable) に保存しておく必要があります。
変数とは、値を一時的に保存しておける名前付きの記憶領域です。名前を付けることで、後から「あの変数」と指定して呼び出せるようになります。
変数を使うには宣言する必要があります。詳細な構文は C# 基礎の変数ページで扱いますが、ここでは次のように書くものと覚えてください。
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var 変数名 = 初期値;
変数名は以下のルールに従えば自由に決められます。
_ 以外の記号は使えないvar・if など)と重複できない1
var cube = GameObject.CreatePrimitive(PrimitiveType.Cube);
上記は CreatePrimitive() で作成した立方体を cube という変数に受け取っています。以降 cube という名前でこの立方体を識別できます。
.)でプロパティを操作する変数に保存したゲームオブジェクトのプロパティや機能(メンバー)にアクセスするには、.(ドット)を使います。
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ゲームオブジェクト.メンバー
Object.name — ゲームオブジェクトの名前を取得・設定します。
書式:Object.name プロパティ
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public string name { get; set; }
Hierarchy ビューで何のオブジェクトかわかるよう、わかりやすい名前を付けましょう。
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using UnityEngine;
public class Sample : MonoBehaviour
{
private void Start()
{
var stage = GameObject.CreatePrimitive(PrimitiveType.Cube);
stage.name = "Stage";
}
}

GameObject.CreatePrimitive(PrimitiveType.Cube) で立方体を生成できるvar で変数に受け取って参照する.(ドット)を使ってオブジェクトのプロパティにアクセスできるname プロパティで Hierarchy ビューに表示される名前を設定できるstage.name = "Stage" の .(ドット)は何を意味しますか?次のコードを実行すると Hierarchy ビューにどう表示されますか?
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var obj = GameObject.CreatePrimitive(PrimitiveType.Sphere);
obj.name = "Ball";
stage という変数が指すオブジェクトの name メンバーにアクセスすることを意味する。Ball という名前の球体が表示される。Transform でオブジェクトの位置・サイズ・回転を操作する では、生成したオブジェクトを自在に配置・変形する方法を学びます。