同じ設定のゲームオブジェクトを複数配置したい場合、ひとつひとつコピーして配置すると後の変更が大変です。Unity の Prefab(プレハブ) は、ゲームオブジェクトをテンプレート(ひな形) としてアセットに保存できる仕組みです。プレハブを使うと、元のテンプレートを編集するだけで、すべての複製に変更が反映されます。
このページを読み終えると、以下のことができるようになります。
プレハブは、ゲームオブジェクトとそのすべてのコンポーネント設定をアセット(ファイル)として保存したものです。
プレハブから生成されたシーン上のオブジェクトをプレハブインスタンスと呼びます。プレハブ(テンプレート)を編集すると、そこから生成されたすべてのインスタンスに自動的に変更が反映されます。
Hierarchy ビューのゲームオブジェクトを Project ビューへドラッグ & ドロップすると、プレハブとしてアセットに保存されます。

保存できたら、Project ビューに .prefab アイコンのファイルが作成されます。
プレハブ化すると、元のシーン上のゲームオブジェクトは自動的にプレハブインスタンスになります。Hierarchy ビューで青文字で表示されているものがプレハブインスタンスです。

Project ビューのプレハブを Hierarchy ビューまたは Scene ビューにドラッグ & ドロップすると、新しいインスタンスをシーンに追加できます。

こうして複数のインスタンスを配置できます。
プレハブを編集するには、Project ビューのプレハブを選択し Inspector ビューを確認するか、Hierarchy ビューのインスタンスをダブルクリックしてPrefab Mode(プレハブ編集モード)を開きます。
プレハブを編集して保存すると、シーン上のすべてのインスタンスに変更が反映されます。
💡 ポイント: プレハブで管理することで「バランス調整で全アイテムのサイズを変えたい」「全アイテムの色を変えたい」といった作業が、一箇所の変更で完結します。
チュートリアル: アイテム収集 では、これまで学んだすべてを組み合わせて、プレイヤーがアイテムを回収するゲームを実装します。